すっきり暮らしたい〜犬好きおひとりさまの生活〜

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昔の事件から思うこと

娘がまだ小学生低学年だった頃


かれこれ16年前くらいでしょうか


私は大阪府箕面市にあった鍼灸整骨院で受付のパートをしていました







2009年12月


患者の女性が

はり治療を受けた直後に死亡した事件



ニュースになりましたが

覚えてますか?



その整骨院です




この事件が起こったのは

私がパートを辞めて

何年か後のこと




私は整骨院がオープンした時に

パートで入りました



その時に働いていたのは


院長と

院長の遠い親戚の学生(当時20歳くらいだったかな)

その友達(同い年)

院長の嫁(地元では有名なお嬢様)





院長以外の2人は学生で見習いでしたが


患者さんのマッサージをしていて


整骨院とはそういうもんなんだと聞いていました




その数か月後


また学生の女の子がバイトで入りましたが


その子が



「あの子たちは柔道整復師・鍼灸の専門学校生ではないんですよ!

ただの福祉の大学生なんですょ!」




こっそり教えてくれて



ええっ(゚д゚)!?そうなの!?そんなんアリなの!?





初診は院長ですが



よほどの重症患者でなければ



院長の指示で


「お前らやっとけ!」


という感じでした




診療後にマッサージの練習はしていましたけど


まったくの素人です



そんな若い大学生の男の子に


患者さんは知らずに


『先生!』

『先生!』


と言い


持ち上げられて



社会に出たこともない大学生がチヤホヤされて良くないよなぁ


とパートのおばちゃんは思っていました( ̄▽ ̄;)







女の子が入って数か月後にやっと

福祉の大学生2人は柔道整復師の専門学校に通い始めました

(よかった)




最初から院長は威張りちらしていて


こんな小さい鍼灸整骨院の中では絶対の存在




潔癖症の院長命令で


院内はピッカピカ


埃一つ許されません




まぁそれはいいんですけど




電気を当てている患者さんの前に

ひざまずいて笑顔で世間話をしろ!


(ホストクラブじゃないんだから)




患者を絶対に待たせるな!


(でもベットいっぱいやん)



そして


気に入らない患者さんに対する態度が適当すぎで

全く誠意を感じない



気に入らない患者さんがドアを出た途端

患者さんの方に向かって中ですごい形相でパンチする


それを見習い2人は笑って見ている



・ ・ ・



それはちょっと違うんじゃない(ΦωΦ)


誠実さに欠けるよね(ΦωΦ)


ここ治療院だよね(ΦωΦ)





エスカレートする軍隊チックな院長のやり方に


疑問を持ち始め




とどめは



スタッフ同士のダメ出しを

ホワイトボードに書き込むように

命令されて



私のことを大学生2人が書き込んだのを見たときに



”辞めよう”


と決意しました




内容は


私が2人と話しているときの返事が

「はい」

じゃなく

「うん」

だったとかそういうこと




私は書きたくない

こんな小さな鍼灸院内で何のために?

普通に言えばいいじゃない


心が荒むわ





私が辞めることを伝えてから

辞めるまでの間は

針の筵状態でした"(-""-)"ヨクタエタワー







専門学校生の女の子とは

仲良くしていましたょ




大学生2人と違って

この子は

誰にも媚びない我が道を行く子でした(強い子)




私は辞めてほっとしましたね~(1年間勤務しました)



その女の子も私が辞めた数か月後に辞めました







まさか


その数年後に



分院をOPENして



あの大学生が

そこの院長になっていたとは・・

(書類上は副院長)



そしてあんな事件が起こるとは・・




鍼の免許がない副院長が鍼治療をやっていたことを



院長は


「知らなかった」

「独断でやった」



大学生だった副院長は


「勝手にやった」


と口裏を合わせていたようですが




知らないわけないやん

院長が命令してたはず




事件を起こした副院長は

裁判で


懲役3年、執行猶予5年、罰金50万円

(求刑懲役3年、罰金50万円)の有罪判決



院長も


法律違反と証拠隠滅で

逮捕されました


(事件後に発覚を恐れてカルテを処分したそう)




院長の嫁は地元ではそこそこ有名なお家のお嬢様

開業資金も助けてもらっていて

患者さんも地元の方が多かったから

大問題になったでしょう




事件後

その鍼灸院は

別の鍼灸院に代わっていました


居抜きってやつですね




今はどうしているんでしょうね~



・・・



この院長も

昔は他の鍼灸整骨院で何年も修行して

やっと自分の院を持つことができたはず




鍼の腕は確かで

遠方からも鍼治療をしに患者さんが

通っていたんですよ



バレリーナの患者さんもいました



それなのに

もったいない話です




自分がトップになった途端

天狗になってしまったんですね



才能はあったはずなのに・・




亡くなった患者さんは当時54歳

今の私と同い年です

まさか鍼が原因で亡くなるなんて

思ってもいなかったでしょう









”人の振り見て我が振り直せ”




私には何の才能もないけれど

いろんなことに当てはまります


改めて気を付けようと思います



0807-6.jpg
びよーん




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ひとり+わんこ達の穏やかな生活
50代で購入した築20年20坪の小さな家のこと、日々の暮らしのことを綴ります。

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